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逃げ馬(にげうま)

   スタートダッシュがよく、逃げて勝負をする馬。前半から速いペースで行くことが多く短距離戦を得意と
  するタイプが多い。しかし、『長距離の逃げ馬』という格言もあり、スタミナを温存しながら、平均ペースで
  逃げて勝負するという馬もいる。逃げて勝つことを「逃げ切り」と』いい、2着に入ることを『逃げ粘る』とい
  う。穴狙いは『人気薄の逃げ馬』ともいわれるように、マイペースで逃げると予想以上の力を出すものだ。

 

2走ボケ(にそうボケ)

   休み明け(故障や休養などでレースを遠ざかっている馬がレースにでること)で好走した馬が、次のレ
  ースで凡走すること。久々のレースを叩いたことで良化してくるはずなのに成績が上がらないことで、気
  のいい馬などは緒戦から目一杯走ってしまい、目に見えない疲労が残っていたりするためと思われる。
  使った後の攻め馬も良いし、気合も乗っていたのにということが多く、その敗因がはっきりしないことから
  「2走ボケ」の言葉が生まれた。

 

ニックス

   種牡馬と繁殖牝馬、双方の父系の相性がよい配合。

 

日本中央競馬会(にっぽんちゅうおうけいばかい)

   中央競馬を運営する特殊法人。1954年(昭和29年)日本中央競馬会法に基づき、全額国庫出資で
  設立。農林水産省の監督下に置かれ、全国10ヶ所の競馬場で競馬を開催。また、それにともなうさまざ
  まな業務を行う。=JRA

 

2頭出し(にとうだし)

   ひとつのレースに同じ厩舎、または馬主の馬が2頭出走すること。

 

入着馬(にゅうちゃくば)

   本賞金といわれている5着までの賞金を獲得する馬のこと。しかし、成績の上では普通1~3着までを
  入着と見なし4着以下は着外という扱いをしていることが多い。

 

二人曳き(ににんびき)

   下見所(パドック)で馬を曳く時、一人で曳いていることが多いが、二人の厩務員によって曳いている馬
  のことをいう。気性の激しい馬やイレ込みのきつい馬などが暴れたりしないように左右に一人ずつついて
  曳く。また気合の乗っているときなども用心の為二人で曳くこともあり、二人曳きは気性の荒い馬とは決
  めつけられない。

 

二の脚(にのあし)

   いったん一杯になった脚勢から追われているうちにもう一度伸び脚を見せることがある。これを『二の
  脚を使う』という。またスタート直後ダッシュがつかない馬が追われて一気にいくことも『二の脚が速い』
  とか『二の脚を使って』という言葉で表される。

 

入厩(にゅうきゅう)

   馴致(じゅんち)をすませた馬が育成牧場からトレーニングセンター、または競馬場の厩舎に入ること。
  また、遠隔地の競馬場で出走するとき、馬が輸送されて、その競馬場の厩舎にはいること。⇔退厩

 

入線(にゅうせん)

   決勝線に到達すること。ゴール板に馬体の先端(鼻端)が届いた瞬間。

 

入着(にゅうちゃく)

    本賞金が出る着順に入ること。また、競馬新聞の馬柱などで、勝馬投票券の払い戻しの対象となる
  着順(3着以内)。=着⇔着外

 

庭先取り引き(にわさきとりひき)

   馬の取り引きは「セリ取り引き」と「庭先取り引き」に大別されるが、セリ取り引きは公開のセリ市場で
  売買されるため、購買価格が第三者にもはっきり分かるようになっている。対する庭先取り引きは、個
  人的交渉で価格を決めて取り引きするため、第三者にはその内容が分からないことが多い。日本では
  現在もサラブレッドの大半は庭先取り引きで売買されている。

 

認定競走(にんていきょうそう)

   地方競馬の2歳戦の中で日本中央競馬会が認定した競走。優勝馬は、地方競馬に在籍したまま中央
  競馬の特別指定交流競走に出走できる資格を得る。

 

認定馬(にんていば)

   地方競馬で、認定競走に優勝した競走馬。

 

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