SS狂の爆勝馬券法
な
内向(ないこう)
馬が真っすぐ立っている状態を「正肢勢」といい、足先が内を向いているものを内向肢勢という。これ
を一般に「内向」と呼んでいる。逆に足先が外に向いているものを「外向」といっている。
内国産馬(ないこくさんば)
日本国内で生まれた馬ということで、「クラシックレース」やそのトライアル戦などでは必ず条件のひと
つとして「内国産サラブレッド系」と記されている。日本で生まれても外国で「種付け」されたものは持ち
込み馬(外国産馬と同じ扱いの時期もあった)というが、昭和59年からは内国産馬の扱いを受けること
となった。また、特に内国産と記されていないレースでも「マル混レース」以外には、外国産馬は出走で
きないことになっている。
ナイター競馬(ナイターけいば)
名称は野球などのナイターに範をとっている。おもに気温が上がる春から秋にかけて行われているが、
冬期も実施している公営競技場がある。昼間開催では第1競走の発走がおおむね9時50分から11時過ぎとなる
のに対し、ナイター競走では第1競走の発走が、当日の競走数にもよるがおおむね15時から16時の間になる
のが特徴である。日本では1986年7月31日に大井競馬場(東京シティ競馬)で公営競技初のナイター開催が
実施され、売上はそれ以前よりも増加し一定の効果をあげた。これ以降、売上確保やイメージアップを図る観点
からナイター競走を開催する公営競技場が増えており、今後もナイター競走を開始予定、もしくは導入を検討
している競技場がある。
ナイラ
腺疫といわれる伝染病で、若馬がかかりやすく、ほとんどすべての馬がかかるといってよいくらいの病
気。病原は腺疫菌という化膿菌で、リンパ腺を化膿させることが特徴となっている。冬季から初春頃に多
発する病気で、軽いものは1~2週間で治るが、悪性のものになると種々の病気を併発して死に至るこ
ともある。馬の風邪といわれている病気で、抗生物質の投与などで治療されるため軽くすむことが多い。
流し買い(ながしがい)
ある1頭の馬、あるいは枠を中心に、そこから他の馬(枠)に馬券を買う方法で、例えば1番の馬から
なら1-2、1-3,1-4……という買い方をいう。また中心にした馬(枠)から全部の馬(枠)に流し買
いをすることを「総流し」という。『穴馬を見つけたら流せ』という格言もあり、大穴馬券をとる秘訣のひと
つともいえる。
ナカスジ
=繋靱帯(けいじんたい)
長手綱(ながたづな)
走行中、通常より手綱を長く持ってゆるめること。長距離戦などで折り合いをつけるためにする。
夏負け(なつまけ)
馬は暑さに弱い動物で、そのため気温の上がる夏に起こる一種」の病気である。症状は顔面とくに眼
の周囲・鼻梁側の部分の毛がはげて、つやつやと光って汗が出なくなり、少し運動をすると呼吸を弾ま
せるため軽い運動しか出来なくなる。牡馬の場合ひどいときには「夏キン」といって睾丸が大きくふくれ
あがる。治療として決定的に有効な方法はなく、休養させて涼しくなるまで待つことが必要とされている。
ナマコ
生ずるいことをいう。
生ずるい(なまずるい)
調教で真剣に走らないなど、不精(ぶしょう)な馬の気性。=ナマコ
鉛(なまり)
鉛板によって騎手は負担重量を調整するが、この鉛板のことを「鉛」といっている。鉛板は普通一枚
0.2㌔とされている。これを特別の胴巻き(ナマリバンド)に入れて騎手自身の胴に固定する。負担重
量の多いときは鉛の縫い込んであるチョッキを着けることもある。
並足(なみあし)
常歩(じょうほ)といわれるもので、普通に歩いている時の歩様。パドック(下見所)でぐるぐる回る
ときや、パドックから馬場に出るときまでの、あのぽっくりぽっくりという感じの緩やかな歩き方である。