SS狂の爆勝馬券法
あ
アア
「アングロアラブ」の略。
アウトブリード
異系交配もしくは異系繁殖のこと。比較的血縁関係の遠いもの(薄いもの)をいい、一般的に血統の5
代前までを表記した血統表中に1頭も同一の馬が現れないものを呼ぶことが多い。⇔インブリード
あおる(アオる)
発馬の状態で発走直前、あるいはゲートの開いた瞬間にゲート内でたちあがったままで発走すること。
青鹿毛(あおかげ)
馬の毛色の1種。ほとんど黒色だが目の周り、鼻、脇、下腹、ひばらなどの1部分がいくらか褐色を帯
びたものをいう。
青毛(あおげ)
馬の毛色の1種。被毛(短くて細く密生している毛)と長毛(たてがみ、まえがみ、尾毛など)ともに黒い
毛のものをいう。一般的に全身真っ黒な毛色の馬。また「青鹿毛」は全身ほとんど黒色だが、目の周囲
口辺などいくらか褐色を帯びたもの。
青ランプ(あおランプ)
着順掲示板にあり、「審議」中であることを示す青いランプのこと。レース中に失格・降着に該当するよ
うな大きなインターフェアがあった場合、レース中またはレース後ただちに点灯される。
赤旗(あかはた)
発走時刻の約1分前に発走委員が発走台に上がって、発走準備開始をうながすために振る旗。
また発走のやり直しの場合もこの赤旗を振って合図する。
赤帽(あかぼう)
実習中は調教場で赤い帽子をかぶることから騎手候補生のことをいう。
赤ランプ(あかランプ)
着順掲示板にあり、レースが確定したときに〈確〉の字とともに点灯される赤いランプのこと。
このランプで到達順位どおり決定されたことを示す。⇔青ランプ
上がり(あがり)
レースや調教で、最初を「テン」、中盤を「なか」、終盤を「しまい」または「上がり」という。ゴールから逆
算して3ハロン(600メートル)のこと。
上がり馬(あがりうま)
調子の上(昇)ってきている馬。一般に下級条件から短期間に上位クラスに上がっていく馬をいう。
=上昇馬
あがる
牝馬が競走生活にピリオドを打ち、繁殖牝馬として牧場に帰ることをいう。『繁殖にあがる』=あげる
また地方(公営)で走っていた馬が中央競馬に登録、出走してくる場合も「中央に上がる」という
朝追い(あさおい)
本追い切りを済ませた後、さらに金曜か土曜日の朝に軽く流す程度の追い切りをすること。
朝飼葉(あさかいば)
馬に飼料(飼葉)を与えるのを通常2回に分けて与えるが、朝の調教の終了後、付けられる飼葉のこと
をいう。
脚色(あしいろ)
脚勢のこと。能力を出し切ってスピードが衰えたとき『脚色が悪い』、また余力があり追えば伸びる状
態を『脚色がいい』という。
芦毛(あしげ)
馬の毛色の1種。原毛色は栗毛または鹿毛ないし青毛だが、馬体全がし、般が白色(灰色)で、白い
毛に黒色または濃褐色の刺し毛があるもの。年齢とともに白色に近くなる。
足抜き(あしぬき)
馬場状態を表す言葉で、良い・悪いと合わせて使う。芝の道悪やダートにおいて足を取られ思うように
走れないことを『足抜きが悪い』といい、走りやすい状態を『足抜きが良い』という。
脚を余す(あしをあます)
レース中の不利などが原因で、全力を出し切らないうちにレースを終えてしまうこと。=脚を残す
汗取り(あせとり)
馬と人間の両方に使用。馬の場合、馬体が重く、背肉・腰部・頸の脂肪が取りきれないとき、鞍下に毛
布・合羽・ビニールなど風通しの良くないものをかけ、引き運動・追い運動などして発汗をうながし余計な
脂肪をとる。人間の場合、体の重い騎手が体重の調整(減量)を図るために行うもので蒸し風呂に長時
間入浴したり合羽を着てランニングをしたりして発汗による体重の調節をする。
頭(あたま)
着差が馬の頭ひとつ分であることをいう。=アタマ差。または、「連勝式」の投票で軸となるもの。もしく
は「単勝」候補の馬。
当て馬(あてうま)
種付けをするとき牝馬の発情の有無を調べるために、牝馬に接近させられる牡馬のことをいう。
試情馬ともいわれる。その馬自体は交配させられず、一般に「どさんこ」や「中間種」の牡馬がつか
われるが、なかには種牡馬ながら種付け希望の牝馬がなく当て馬にされている牡馬もいる。
後検量(あとけんりょう)
レース後、騎手が決められた斤量で騎乗していたかを調べること。7着までの騎手と裁決委員から指
定された騎手が所定の場所で脱鞍(他人の手を借りずに騎手自身で行う)し検量する。⇔前検量
ちなみに前検量と後検量の差が0.4㌔以上増減があった場合失格となる場合がある。
穴(あな)
人気のない馬が勝ったり3着以内に入り高配当になったとき『穴がでた』という。またこの穴をだした馬
や人気馬を負す可能性のある馬を「穴馬」という。
穴人気(あなにんき)
人気馬以外の馬で予想以上の人気(馬券が売れている)になっている馬のこと。このような馬は実力
以上の評価(人気)になっている場合が多く、レースでは凡走するケースがありがちで穴狙いのファン
は狙わない。
穴場(あなば)
馬券(勝馬投票券)を売る窓口のこと。昔は握りこぶしがぎりぎり入るように板を円形に切り抜いてあ
ったため、その形から名前がついた。=馬券売り場
鐙(あぶみ)
騎手が足を乗せる馬具。鞍の付属具で鞍から革(あぶみ革)により吊るされているもので、騎手が体
を安定させたり、手綱や鞍を自由に使うために足先に力を掛けるために必要。また鐙に足を乗せたり
おろしたりすることを『鐙を踏む』『鐙を外す』という。
あまい
主に騎乗技術の未熟なものに対する批判的用語。ただ下手というより勝負に対し厳しさが足りないと
きなどでつかわれることが多い。展開の予測・コース取りやペース配分などでの明らかな失敗、あるい
は不利を受け負けたときなどに使われる。このほかに腰が完全な状態出ないとき「腰があまい』やゴー
ル前、もうひと伸びがないとき『末脚(詰め)があまい』などと使われる。
アラブ
競走馬の種類で純血アラブのこと。原産地はアラビア半島だがアラブ系競走に使われている馬はアン
グロアラブまたはアラブ系種といわれる種類の馬で「アラブ」とは異なる。
アラブ系競走
「アラブ」血量25%以上を有する馬に限られるレースのこと。
全国の地方競馬のみならず、かつては中央競馬のアラブ系競走馬を招待した競走も存在した。
しかし大半の競走が廃止されため、2006年はタマツバキ記念1競走のみであった。2007年はタマツバキ記念、
全日本ローゼンホーマ記念の2競走が行われ、同年をもって全国交流戦は廃止された。
有馬記念(ありまきねん)
毎年12月下旬に中山競馬場で行われるG1競走。主に「ファン投票」で上位に選ばれた馬が出走する
もの。1956年(昭和31年)、有馬頼寧(よりやす)・日本中央競馬会理事長(当時)の提案により創設。
別名「グランプリ」
荒れ馬場(あればば)
踏み荒らされて芝が剥がれ、タイムがかかる状態のコース。
荒れる(あれる)
レースが予想外の結果になること。=波乱
併せ馬(あわせうま)
調教の種類。2頭以上で並んで走らせる方法。=併走。馬に競走意識をつけるために行うことが多い。
また内・外に行きたがる癖のある馬を矯正するために行きたがる反対側に馬をおいて行うこともある。
また外に併せる馬は内に入る馬より能力的に上位の馬が多く先着することも多いので、内に併せて先
着するような馬は、調子を上げてきていると見ていい。
アングロアラブ
競走馬の種類で俗に「アア」と呼ばれる。アラブとサラブレッドの交配によって生産された馬。「サラ」
のスピードに「アラブ」の持久力を調和させる目的で作られたもので、おもに軍馬用として考えられた雑
種である。
あんこ
見習い騎手のこと。『あんちゃん』ともいわれる。また騎手候補生のことを「赤帽」ということもあるが
これは調教場で赤い帽子をかぶっているためにいわれる。
鞍傷(あんしょう)
馬の背中上腹部などに出来る外傷で鞍の使用法(設置法)が不適切だったり、馬の体に合わない鞍を
使用したために起こるもの。鞍傷になりやすい馬には鞍下に毛布を敷いたりして予防はするが、ひどくな
ると出走不能につながることもある。
鞍上(あんじょう)
騎手(ジョッキー)のこと。「くらうえ」ともいわれ鞍の上に乗っているところからきている。
あんちゃん
⇒あんこ
安楽死(あんらくし)
「殺処分」のこと。病気や脚を骨折して再起不能と判断されたときに殺処分されることがある。
=予後不良
アーニング・インデックス
種牡馬の産駒の平均収得賞金の割合をあらわす数値。出走馬1頭あたりの収得賞金の平均値を“1”
として、各々の種牡馬の産駒の平均収得賞金の割合を数値で表したもの。“1.00”が平均となりこれよ
り数値が大きくなるほど産駒の獲得賞金が多いことを表す。
算式で表すと
(産駒の総収得賞金÷産駒の出走頭数)÷(出走馬総収得賞金÷総出走頭数)